「どうして男の子にも乳首があるの?」「鼻くそを食べると、からだに悪いって本当?」「人間が月に降り立ったことを証明する方法は?」「どうして魚はオナラをするの?」――。不思議にあふれたこの世界で、ふと抱いた疑問。「友だちや先生には聞きづらいな」とそのままにしてませんか?そんな「ヘンテコ疑問」こそ科学のトビラを開くカギなのです。
世界をリードするイギリスの科学技術雑誌「ニュー・サイエンティスト」の巻末連載、「ラストワード」は、読者が生活のなかで感じた疑問を投稿し、ほかの読者がその答えを書きこむという、20年以上つづく人気連載です。本書はその中からとびきりの「ヘンテコ疑問」を掲載!「客観的な真理」に近づこうとする学問、「科学」の世界にご招待します。さあ、痛快な科学の世界にようこそ!
ニュー・サイエンティスト 編
/ 西川由紀子 訳
/ 千葉和義 監修
- カテゴリ
- 読み物
- シリーズ名
- ISBN
- 9784566014572
- 税込定価
- 1,320 円
- 発売日
- 2022年01月
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著者プロフィール
ニュー・サイエンティスト
1956年にイギリスで創刊された科学情報誌。科学技術分野の最新情報を一般読者にもわかりやすく解説することで人気を博す。週刊誌、HP、SNSなど、さまざまな媒体で情報を発信し続け、世界中の読者から支持されている。
西川由紀子
大阪府生まれ。神戸女学院大学文学部英文学科卒業、立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科修了。訳書に『理系アタマがぐんぐん育つ科学の実験大図鑑』『理系アタマがぐんぐん育つ科学のトビラを開く!実験・観察大図鑑(』いずれも新星出版社)がある。
千葉和義
お茶の水女子大学理学部生物学科教授、サイエンス&エデュケーションセンターセンター長。生物学科の学生や大学院生たちと、ヒトデ卵の減数分裂と受精機構(発生生物学)を研究すると同時に、理科教育と科学コミュニケーションの振興活動に従事している。
担当編集者より
だれもが「あれ?」と思ったことがあるような疑問が、実は「科学」という学問の入り口で、そこからさまざまな発見や、生活に役立つ発明に結びついているというのは、大人にもびっくりなお話でした。楽しく読んで、「疑問をもつことの大切さ」を感じられる本です。