ニューヨークタイムズのベストセラーランキング1位を獲得、
25 週間ベスト 10 にランキングされていたヒット作!
ある すばらしく はれた ひ。
ジム・パンジーは めがさめて、
なにもかも きに いらないことに きづきました。
おひさまは てりすぎるし、
そらは あおすぎる。
そのうえ、バナナは あますぎる。
ジムはモヤモヤ、イライラ。ジャングルの仲間たちはジムの気分をかえてやろうと、色んな楽しいことに誘います。「いっしょに うたおうよ!」「みずあびしょう!」「ダンス!」。でも、どれもやる気になれません。「どうして ごきげんななめなの ジム?」みんながききます。「きげんわるくなんか ないってば!」どなってその場から逃げ出してしまいました。
ひとりになったジムは、「わるかった」と思いました。みんなに、そして、だれよりも自分自身に。「ぼくは きげんが わるかったんだ」――。
「ごきげんななめ」も心を守るために必要な大切な感情です。子どもたちに、感情との付き合い方を楽しく教えてくれる絵本です。
スザンヌ・ラング 作
/ マックス・ラング 絵
/ ひさやまたいち 訳
- カテゴリ
- 絵本
- シリーズ名
- ISBN
- 9784566080805
- 税込定価
- 1,650 円
- 発売日
- 2022年05月
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著者プロフィール
スザンヌ・ラング
アメリカの作家、子どもむけテレビ番組のプロデューサー。ニューヨーク大学で映像について学ぶ。おもな作品に、Families, Families,
Families! 、Hooray for Kids! などがある。本書『ごきげん ななめな おさるさん』GRUMPY MONKEY がニューヨーク・タイムズのベストセラー・ランキング1位を獲得、その後も25週間連続ベスト 10にランクインした。
マックス・ラング
アメリカのイラストレーター、アニメ映画監督。妻であるスザンヌの絵本の全てのイラストを担当している。監督を務めた「まじょとねこどん ほうきでゆくよ」と「グラファロ もりでいちばんつよいのは?」はともに短編アニメーション映画部門でアカデミー賞にノミネートされている。
ひさやまたいち
翻訳家。英米の絵本や物語の翻訳を手がける。おもな絵本の翻訳に『ずーっと ずっと だいすきだよ』『まじょとねこどん
ほうきでゆくよ』『グラファロ―もりでいちばんつよいのは?―』『スパーキーとスパイク―チャールズ・シュルツとせかいいちゆうめいなイヌのおはなし―』(すべて評論社)などがある。
担当編集者より
「自分の気持ちと仲良くなる」ことはとても大切なことです。大人にとっても時にむずかしいこのことは、子どもが心を育てる上では特に大切。イライラ、モヤモヤ、「ごきげんななめ」な気持ちもそらすことなく受け止めて「感じる」ことで、また違うことが見えてくる。そのことを楽しく実感できる物語です。