紀元前4000年の太古の世界。兄弟のきずなで結ばれたオオカミと共に、邪悪なものたちと幾度となく戦ってきたトラク。今は、ワタリガラス族の娘レンをパートナーにおだやかな毎日を送っている。しかし、ある日とつぜん、レンが彼の元を去ってしまった。なぜ? なんのために?――レンのあとを追うトラクの前に、きびしい極北の地と、<魂食らい>の呪いが立ちはだかる! 『決戦のとき』(シリーズ第6巻)でいったん完結した「クロニクル千古の闇」シリーズに、ファン待望の続巻が登場。圧倒的な迫力で描かれる壮大な物語が再び!
ミシェル・ペイヴァー 作
/ さくまゆみこ 訳
/ 酒井駒子 装画
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著者プロフィール
ミシェル・ペイヴァー
オックスフォード大学卒業後、弁護士として働いたのち作家に。アイスランドやノルウェーに旅をして物語の構想を練り上げ、綿密な取材に基づいて「クロニクル千古の闇」シリーズを執筆。世界各国で絶賛され、6巻でガーディアン賞を受賞。11年の時を経て「クロニクル千古の闇」シリーズ続巻三部作を発表。ほかの作品に「神々と戦士たち」シリーズがある。
さくまゆみこ
出版社勤務を経て、フリーの翻訳家・編集者として活躍。JBBY(日本児童図書国際評議会)前会長。著書に『エンザロ村のかまど』『どうしてアフリカ? どうして図書館?』、訳書に「クロニクル千古の闇」シリーズ、『雪山のエンジェル』『パップという名の犬』など多数。
酒井駒子
絵本や装画で多くの作品を発表している。おもな作品に『よるくま』『はんなちゃんがめをさましたら』『ヨクネルとひな』『くまとやまねこ』『橋の上で』『森のノート』『まばたき』などがある。