青い海と美しい浜辺の広がるカリフォルニア州サンタバーバラ。1969年に沖合で石油の流出事故が起きました。この町に住む少女サムは、変わり果てたふるさとの景色を見て悲しんでいるだけでなく、何か行動に移したいと考えました。政治家たちも立ち上がり、やがて学生を中心として地球環境を見直す運動が生まれます。1970年4月22日を「アースデイ」=「地球の日」とさだめ、2000万もの人が環境を考えるイベントに参加しました。この運動はアメリカで脈々と受け継がれ、現在にいたっています。子どもたちのために、わかりやすく説明された「アースデイ」のはじまりの物語。巻末に活動の歴史がまとめられています。
ショーナ&ジョン・スティス 作
/ マリベル・レチューガ 絵
/ 武富博子 訳
- カテゴリ
- 絵本
- シリーズ名
- ISBN
- 9784566080997
- 税込定価
- 1,980 円
- 発売日
- 2024年04月
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著者プロフィール
ショーナ&ジョン・スティス
アメリカの環境活動家。カリフォルニア州サンタバーバラ在住。環境保護についての若い人たちへの働きかけなどを精力的におこなっている。『くろい はまべ』は、ふたりでつくりあげた初めての絵本。
マリベル・レチューガ
スペイン、マドリード在住のイラストレーター。自然や動物を描いた作品を多く手がけ、ゆたかな質感とあざやかな色合いで人気を博している。
武富博子
翻訳家。幼少期にメルボルンとニューヨークで暮らす。おもな訳書に「動物探偵ミア」シリーズ、「列車探偵ハル」シリーズ、「魔法ねこベルベット」シリーズなどがある。