この秋の映画化情報です。
―アニメ版『小さなバイキング ビッケ』と、『アーニャは、きっと来る』―
遠くにお出かけできなくても、映画館にちょっと冒険に出かけませんか。
この秋、バイキングの少年が大あばれする楽しいアニメ映画と、戦争のさなかに生まれた力強い感動の物語が映画公開されます。2作とも、ご家族いっしょにお楽しみいただける作品です。
Based on the books “Vic the Viking”
written by Runer Jonsson (c)Studio 100 Animation
-Studio 100 media -Belvision Studio 100.com
『小さなバイキング ビッケ』は、力ではなく、知恵で勝負する男の子の物語。1972年にテレビアニメとなり、人気を博しました。原作は、スウェーデンの作家、ルーネル・ヨンソンさん。1963年に発表された物語ですが、今も多くのファンを持ち、ベルギーや台湾には、キャラクターを使った遊園地もあるとか。
今回、そのビッケが、アニメ映画になりました! 北欧神話とリンクした新しい海の冒険がくりひろげられます。
日本語吹き替え版の主人公・ビッケ役をつとめるのは、TVアニメ「映像研には手を出すな!」の俳優・伊藤沙莉さん。
そのほか三宅健太さん、前野智昭さん、和多田美咲さん、白井悠介さん、神尾晋一郎さん、野津山幸宏さんなど人気声優が集結!
公開は10月2日の予定です。お楽しみに!
原作本はこちら
ルーネル・ヨンソン 作
エーヴェット・カールソン 絵
石渡利康 訳
1~6巻まで好評刊行中!
『ビッケと赤目のバイキング』
『ビッケと空とぶバイキング船』
『ビッケと弓矢の贈りもの』
『ビッケと木馬の大戦車』
『ビッケのとっておき大作戦』
アーニャは、きっと来る
(c)Goldfinch Family Films Limited 2019
もう一作は『アーニャは、きっと来る』。イギリスの作家、マイケル・モーパーゴさんの作品です。
第二次世界大戦中のフランス山間部が舞台です。羊飼いの少年ジョーが、ある日、ナチスの迫害から逃れてきた男と知り合い、ユダヤ人の子どもたちを山の向こうのスペインに送りだす救出作戦にかかわることになります。
村人たちの中には、子どもたちをかくまうことに賛成の人も反対の人もいましたが、「命を守る」という一点で団結します。
主演はNetflixテレビドラマシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のノア・シュナップ。脇をかためるのは、「レオン」の名優ジャン・レノ、「アダムス・ファミリー」のアンジェリカ・ヒューストンら。公開は11月27日!
原作本はこちら
マイケル・モーパーゴ 作
佐藤見果夢 訳
来年は、ロアルド・ダール原作『魔女がいっぱい』(原題The Witches)が、アン・ハサウェイ主演で映画公開される予定です。こちらもご期待ください。