戦争にも色々ある。私が戦った相手はヒトラー、弟、母さん、そして自分自身だった。「眠りに落ちながら、私は一つの言葉を思い浮かべていた。戦争。自分が何と戦っているのか、そしてなぜ戦っているのか、やっとわかった。母さんは何も知らない。わたしが成長して、今では強い戦士であることを。」
キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー 作
/ 大作道子 訳
- カテゴリ
- YA一般読み物
- シリーズ名
- ISBN
- 9784566024540
- 税込定価
- 1,760 円
- 発売日
- 2017年08月
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著者プロフィール
キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー
1967年生まれのアメリカの作家。大学では化学を専攻した。卒業後、編集者などの仕事をしながら創作をつづけ、歴史小説を発表してきた。『わたしがいどんだ戦い1939年』は、2016年のニューベリー賞最終候補作になり、シュナイダー・ファミリーブック賞を受賞したほか、数々の賞に名を連ね、注目された。
大作道子
1964年千葉県生まれ。大学卒業後、会社勤めを経て、ニュージーランドに滞在。帰国後、翻訳の勉強を始める。『ハンター』『プケコの日記』『ロニーのまほうのもくば』などの翻訳作品がある。
受賞・選定
第64回青少年読書感想文全国コンクール(高等学校の部)、平成30年度茨城県優良図書推奨図書(高校生・勤労青少年向け)、第65回産経児童出版文化賞翻訳作品賞