ケニアの少女マケナは、山岳ガイドの父と山に登ることが大好きだった。が、突然、両親がエボラ出血熱で帰らぬ人に。引き取られた家になじめず、追い出されるようにスラム街にたどりつく。そこで、アルビノの少女スノウと出会い、力を合わせて生き抜こうとするが……。マケナが危機におちいるたび、幻のように現れる銀色のキツネ。それは、マケナの守護神？それとも娘を思う両親の魂？――ひとりの少女が自分の居場所を見つけるまでを描く感動の物語。
ローレン・セントジョン 作
/ さくまゆみこ 訳
- カテゴリ
- YA一般読み物
- シリーズ名
- ISBN
- 9784566024717
- 税込定価
- 1,540 円
- 発売日
- 2020年10月
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著者プロフィール
ローレン・セントジョン
1966年南アフリカのジンバブエ生まれ。16年間農場で育つ。その後、ロンドンで「サンデータイムズ」の記者として活躍。初めての児童書『白いキリンを追って』が注目される。その他の作品に『砂の上のイルカ』がある。
さくまゆみこ
出版社勤務を経て、現在は翻訳家、編集者として活躍。「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表。ＪＢＢＹ（日本国際児童図書評議会）会長。おもな訳書に「クロニクル千古の闇」シリーズ、『ミサゴのくる谷』、『白いイルカの浜辺』、『紅のトキの空』、「ホーキング博士のスペースアドベンチャー」シリーズ、『白いキリンを追って』、『砂の上のイルカ』、「リンの谷のローワン」シリーズなど。
