木が、会話をするのを知っていますか?
木ぎたちが、根っこの菌根菌をとおして会話をすること(www=ウッド・ワイド・ウェブ)が近年知られてきました。それを子どもたちにもわかりやすく紹介します。木は身を守るために大切な情報を知らせあい、栄養をわけあい、わかい木や弱った木を守ります。それは自然が生み出した、おどろくべき仕組み。支えあい、いっしょにいることで、より強くなれるのです。木ぎたちのいとなみは、わたしたち人間がよりよく生きていく方法を、やさしく教えてくれます。
巻末には木の仕組みについての解説も!
マリア・ジャンフェラーリ 作
/ フェリシタ・サラ 絵
/ ひさやまたいち 訳
- カテゴリ
- 絵本
- シリーズ名
- ISBN
- 9784566080850
- 税込定価
- 1,760 円
- 発売日
- 2022年12月
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著者プロフィール
マリア・ジャンフェラーリ
アメリカの作家。都市の生態系や、自然、動物に関する絵本を執筆している。おもな作品に、ICE CYCLE、HAWK RISING、COYOTE MOONなど。犬をこよなく愛し、Hello Goodbye Dog、Being a Dogなど、人間と犬のきずなを描いた作品も多い。
フェリシタ・サラ
絵本作家。ローマ在住。イタリアとオーストラリアで育つ。西オーストラリア大学を卒業後イタリアに移住し、独学でイラストを学ぶ。『怪物があらわれた夜』(光村教育図書 )で、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞を受賞。そのほかにも、『せかいでさいしょのポテトチップス』(BL出版)、『ドラゴンのお医者さん』(岩崎書店)、『あるけ! ねがいをこめて』(フレーベル館)、絵と文の両方を手がけた『ライラックどおりのおひるごはん』(BL出版)が日本で紹介されている。
ひさやまたいち
翻訳家。英米の絵本や物語の翻訳を手がける。 おもな絵本の翻訳に『ずーっと ずっと だい すきだよ』『グラファロ』『きぼう』『スパーキーとスパイク』『ごきげんななめな おさるさん』(すべて評論社)などがある。
担当編集者より
私たちが目にすることのない、地面の下で植物たちが会話をしているだなんておどろきでした。この絵本を通して、木や森の仕組み、生態系、地球環境に興味をもっていただけたらうれしいです。