動物たちが話し合っているのは……なんと、「うんち」について!?
ネズミにリスにイタチにキツネ。動物たちが森の空き地に集まって、なにやら大真面目に話しているのは、「だれのうんちが世界一すてきか?」ってこと!
「われこそは!」と、アナグマ、オオカミ、はては立派な角をもつオジカまでがやってきて、どんどん話がもりあがりますが、その時、森に危険な影が――。
動物たちはどうなるのでしょうか? そして、世界で一番すてきなのは、いったいだれのうんちなのでしょうか?
フランスから届いた、ユーモアたっぷりの絵本です。
マリー・パブレンコ 作
/ カミーユ・ガロッシュ 絵
/ おがわひとみ 訳
- カテゴリ
- 絵本
- シリーズ名
- ISBN
- 9784566080904
- 税込定価
- 1,650 円
- 発売日
- 2023年04月
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著者プロフィール
マリー・パブレンコ
フランスの作家。リール生まれ。ソルボンヌ・ヌーベル大学で現代文学を学んだのち、リールでジャーナリズムを学ぶ。15年間、ジャーナリストとして活躍し、2010年に、脚本(テレビ、映画、コミック)や小説を執筆しはじめる。2020年にEt le désert disparaîtraが、フランス文学者協会が選ぶ、その年もっともすぐれたYA小説として、大賞を受賞。おもな著作に、Le livre de Saskiaシリーズ、Je suis ton soleil 、Un si petit oiseau、などがある。
カミーユ・ガロッシュ
フランスのイラストレーター、絵本作家。若手ながら、すでに30冊以上の児童書を手がけている。幼年期をフランス南西部ですごしたのち、セルジーとパリの美術学校でグラフィックアートを学ぶ。2006年に、エルメスにイラストを提供。テディベアで有名なぬいぐるみブランド、シュタイフにも数多くのイラストを提供している。『パリねこミッティを探せ!』(丸善プラネット)が日本に紹介されている。
おがわひとみ
英米の絵本を中心に翻訳家として活躍中。おもな翻訳絵本に『わすれられないおくりもの』『だめよ、デイビッド!』『おじいちゃんのゆめのしま』『60秒のきせき――子ネコがつくったピアノ曲――』『むかし むかし あるところに 子ヤギが』『ちきゅうのための1じかん――あかりをけそう!アースアワー』(すべて評論社)などがある。
担当編集者より
動物たちが大真面目に「うんち」について話し合う姿がなんともユーモラスな絵本です。しかも、エルメスにもイラストを提供した画家による森と動物たちの絵は、気品さえ感じられる美しさ! 結末はフランスの作品らしいエスプリが効いています。