「パパ、ようせいって いるとおもう?」
おさない娘の質問にダーウィンはどうこたえる⁉
エティは おとぎばなしが だいすき。ようせいを しんじてる。
パパは 「ががく」が だいすき。
パパは 「しょうこ」がないものを しんじるのは むずかいっていう。
パパとエティ、みどりのなかを おしゃべりしながら さんぽするのが だいすき。
そして、おたがいのことが だいすき。
パパとエティは、みどりあふれるお庭の道「サンドウォーク」をおさんぽ。愛犬・ポリーも一緒です。エティは、パパにさまざまな質問をします。エティはどんな質問をしてもけっして子どもあつかいしたり、ばかにしたりせずにこたえてくれるパパが大好きです。
今日もおしゃべりは楽しくひろがります。生き物について、「しょうこ」にもとづいて考える、「かがく」的な思考について、そして、妖精について!
ダーウィンが10人の子どもをもつ、子煩悩な父親だったという事実をもとにした物語。エティは成長し、ダーウィンの原稿を編集するなど、大切な右腕となりました。ちいさなエティとパパが交わしたかもしれないおしゃべり。科学的な思考にも、こころをひらいて想像のつばさを広げることが大切だということを教えてくれます。
ローレン・ソロイ 作
/ まつかわまゆみ 訳
- カテゴリ
- 絵本
- シリーズ名
- ISBN
- 9784566081079
- 税込定価
- 2,200 円
- 発売日
- 2025年03月
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著者プロフィール
ローレン・ソロイ
カナダの絵本作家。ビクトリア大学でビジュアルアートを学んだ後、カモーソンカレッジで家具製作を学ぶ。When Emily was Smallではじめて絵本をてがけた。常に海の近くで生活をし、現在はノバスコシア州にある築140年の古い家に、図書館に勤める夫、ふたりの子ども、巣箱2つ分のミツバチ、猫1匹と暮らしている。
まつかわまゆみ
翻訳家。英米の絵本・物語の翻訳を手がける。おもな絵本の翻訳に『アンナの赤いオーバー』『ねえ、どれがいい?』『だいすきな 先生へ』『めを とじて みえるのは』『ばあばに えがおを とどけてあげる』『あらしと わたし』『ほうきぼしの まほう』『トーストちゃん』『うまうま あーん!』(すべて評論社)などがある。
担当編集者より
偉大な科学者というと、近寄りがたい人物を想像してしまいますが、ダーウィンは心やさしく、おだやかな人でした。10人の子どもを持つ子煩悩な父親だったことも知られています。子どもの話を同じ目線できき、科学的な思考について、目の前の自然を例にわかりやすく説明する本書のダーウィンもとってもステキなパパ。感謝の気持ちもきちんと伝えます。科学的なものの見方、親子の会話、さまざまな気付きをくれる絵本です。